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【映画】風に立つライオン

【映画】記録

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「#風に立つライオン

鑑賞しました。


以前映画館で見てから、
早くも四年が経ちました。


映画を観て、曲を聴いて、
本を買いました。


最近また、
曲にハマって、本にハマって、
時間が少しだけできたので、
DVDを借りてきました。


映画は確かにこういう
描かれ方だったなぁと。


思い出しながら観ました。


以下、ネタバレ含む感想になります。
(⚠︎あくまで個人的な感想です。)

 


タネの入った袋を握りしめて、
雪の降る瓦礫の中に立つ、
ンドゥング。


そこから映画は始まります。


小説の通り、
人々の語りによって
進行されながらも、
映像でより具体的に
情景が見えてきます。


私がこの映画で
何よりも好きなのは、
子供達の笑顔です。


本当に、美しい。

 


僻地医療の現場で、
人々の命のために尽くし、
献身的に努める姿はもちろん
他にもいろんな部分で、
たいせつなことが
沢山詰まっている映画です。

 


孤独に、
そこにある命と
まっすぐに向き合う航一郎の姿が、
本当にライオンのように見えて、
とてもとてもカッコいい。

 


人々の温かさや、豊かさ、愛。
いろんなことを考えさせられます。

 


最後のエンドロール
風に立つライオンは、
本当に響きます。

 


小説と違って
ちょっぴり残念なのは、
2011年のンドゥングの、
お話が出てこないこと。


尺的な問題でも、
希望を持たせるラストで
とてもまとまりがあって、
これはこれで
しっくりくるのですが、
ちょっぴり寂しい。


和歌子が亡くなるのも
本当に呆気ない。
余計に寂しい。


けれど、
写真に収められた、
人々が皆、笑っているから。
笑顔でいるから、いいのです。


島に暮らす、
かつての恋人への
最後の手紙の一文。

 

 

お願いだからしあわせになってください

 


この言葉が焼き付いて、
頭から離れません。