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【映画】チョコレートドーナツ

【映画】記録

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「#チョコレートドーナツ」

鑑賞しました。


正義って
なんだろう
愛って
なんだろう
深く考えさせられる作品。


友人にオススメされて、
DVDを借りてみました。


決してハッピーな映画ではないけれど
本当に、良かった。

 

マルコが好きだったもの。
人形のアシュリー、
ディスコダンス、
ハッピーエンドのおとぎ話、
そしてチョコレートドーナツ。
マルコは僕らに家族をくれた。
僕らはマルコをなにがあっても
守ると約束した。
僕たちは忘れない。
マルコと過ごした愛しい日々。

 


以下、ネタバレ含む感想です。
(⚠︎あくまで個人的な感想です)

 

この世界で誰一人として
彼を求めていないのです。
私たちを除いて。


世の中からなくならない
差別と偏見。


この映画を、観た人なら、
きっと誰しもが感じる、
行き場のない悲しみと怒り。


そこら中にある、悪意や、
越えられない壁のような何か。


でも私はそれ以上に、
彼らの愛に感動しました。


これこそ、
無償の愛。


守りたいと思う、何か。
大切にしていきたいもの。


マルコの笑顔と、涙と。


アラン・カミングの、
女性らしい演技は本当に魅力的で。
母性愛が溢れていました。


そして、
作中何度か登場する歌。


即、サントラを
スマホに入れてしまった。


心に刺さる良い歌でした。


魂からの叫びのような。


フランス・ジョリの
「Come To Me」や、
マドンナの
「Love Don't Live Here Anymore」
ボブ・ディラン
「I Shall Be Released」


数々の名曲が、歌われます。


その全てに愛が溢れていて。


何が悲しいって、
その愛が許されず認められず、
そして終わりを迎えてしまうから。


とても優しくて、
とても残酷な現実の中で。


けれど愛は、そこにある。